AGAについて
- 2024年2月1日
- スタッフブログ
AGAとは
AGAは成人男性の脱毛症であり、主に男性ホルモンの異常や遺伝が原因です。一方、通常の薄毛や抜け毛はこれ以外の原因(ストレス、睡眠不足、食生活の乱れ、紫外線やカラーリングダメージなど)によって引き起こされるものです。
AGAは早い場合は10代から発症する場合があります。特徴としては額の生え際または頭頂部、もしくは両方から脱毛や薄毛が進行していきます。AGAは自然に治癒するとこが難しく、そのまま放置すると徐々に薄毛や抜け毛が進行していきます。
早め早めの治療が重要です!!
AGAの原因
AGAは男性ホルモンの一つであるジヒドロテストステロン(DHT)が原因とされています。DHTは男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素の働きによって変化したもので、DHTには髪の毛の成長サイクルの成長期を短縮する働きがあるため、細い毛が太くなる前に脱毛することにより相対的に薄くなります。
治療について
フィナステリド・デュタステリド
DHTの生成に関係している酵素にはⅠ型とⅡ型が存在し、それらの酵素を阻害する薬が治療に用いられます。AGAの進行抑制、AGAの予防の効果が期待できます。
フィナステリドはⅡ型の酵素を阻害するのに対し、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方の酵素を阻害するため薄毛に対応する範囲が広く効果が高いとされています。
性欲減退や勃起機能不全、肝障害などの副作用がありますが、副作用のリスクは低いもののゼロではないため、医師と相談の上治療を進めていくことでリスクを減らすことができます。
効果発現まで3~6ヶ月かかることがあります。治療を中断してしまうとAGAが進行してしまいます。焦らずじっくり治療していくことが重要です。
また、効果を実感したからと言って治療を中断していますと再びAGAが進行してしまいます。治療は症状が改善しても継続することをお勧めします。
ミノキシジル
毛包に直接作用し、細胞のたんぱく質の合成を促進することによって発毛作用を示します。ヘアサイクルに変化がおこり小さくなった毛包を大きく深く成長させることにより発毛を促進させます。
さらに、血管拡張作用によって頭皮への血流を促し毛母細胞に栄養をしっかり運べるようになることで髪が成長しやすくなります。
ミノキシジル使用開始時に一時的に抜け毛が増える現象が起こることがありますが、上記で述べたようにヘアサイクルを正常に戻そうという働きから起こるとされています。この症状は開始から10日~14日頃から起き始め、大体1~2ヶ月で収まります。
この初期脱毛はヘアサイクルを整えて髪を育てるために必要なことなので、治療を中断せずに3ヶ月は継続することが大切です。継続することによってヘアサイクルの正常化に伴い、ミノキシジルの発毛効果を実感できます。
まとめ表
当院はジェネリックのみの取り扱いになります。
ジェネリックメーカーの指定も出来かねます、ご了承ください。
ミノキシジルのお取り扱いはございません。
院内処方になりますので、処方箋発行料などはかかりません。
お薬は、診察後に医師または院内薬剤師がお渡しいたします。
初回は1か月分の処方になります。体調を見て医師が最大90日分まで処方することが可能です。
その他検査費
その他にも初回の方には薄毛の原因(AGAなのか甲状腺の異常などの他の原因なのか)を調べたり、薬の投与が可能か判断するために血液検査が必要となります(検査代:5500円)。
初診料はいただきません(初診料:0円)
直近で健康診断などの結果をお持ちの方は血液検査の料金は発生いたしません。検査結果をお持ちのことをお伝えください。
検査をされた方は検査結果が出てからお薬の判断などするため、結果の出る7日後以降に再受診していただきます。
その際にお薬代(上記の表に記載)と再診料(再診料;3000円)がかかります。
月に9000円からAGAの治療を始めることができます。
お気軽にお問い合わせください。