皮膚の診療|秦野の内科・呼吸器内科・循環器内科 - 東海大学前駅クリニック

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皮膚の診療

皮膚の診療|秦野の内科・呼吸器内科・循環器内科 - 東海大学前駅クリニック

一般皮膚科

皮膚科

当院では、日常でよくみられる皮膚疾患を対象に診療を行います。日常よくみられる皮膚疾患とは、基本的に飲み薬や塗り薬で治療できる範囲の皮膚トラブルというイメージです。
イボや水虫などの診察及び治療は、液体窒素や特殊な機材を用いて診断、治療をいたしますので、皮膚科専門クリニックを受診いただけますと幸いです。

主な疾患と症状

ニキビ

ニキビは身近な皮膚疾患ですが、顔にできやすいため、気にする方が多いものです。ニキビの直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴に溜まった皮脂を栄養源にして、ニキビの元となるニキビ菌は増殖していき、症状を悪化させます。

治療にあたっては、ニキビの種類と重症度を判断し、

  1. 抗菌薬の外用あるいは内服
  2. ビタミンの補充
  3. ケミカルピーリング(毛穴を綺麗にする)

上記の3つがメインの治療となります。当院では、保険診療下で、抗菌薬の飲み薬や塗り薬、ビタミン剤の処方や、ピーリング効果のある薬を処方することが可能です。ニキビに効く漢方薬も取り扱っております。

湿疹

とても多く見られる症状でブツブツや小さな水泡、赤みなどが混ざって現れ、痒みも伴いがちです。
原因は、「外からの刺激」か「体の中からの反応」に分けられます。痒みを伴うことが多いため、ついつい掻いてしまいがちです。しかし、掻いて治ることは無く、むしろ掻くことによって患部を掻き壊してしまい、化膿や悪化を招き、患部が拡大してさらに痒くなる、という悪循環に陥ることが少なくありません。痒みや炎症を抑える薬を上手に使って、こうした悪循環を断ち切る必要があります。

じんましん

痒みの強い、丸っぽい形をし、わずかに盛り上がったみみず腫れが数分~24時間以内にできて消えていく皮膚疾患をじんましんと言い、4週間以内に治るものを急性じんましん、それ以上続くものを慢性じんましんと呼びます。
じんましんの原因は、食べ物や内服薬、細菌やウイルスの感染など様々で、検査としては皮内反応や血液検査IgE RAST法、一般血液検査などを行います。しかし、慢性じんましんでは、原因が特定できないことが少なくありません。じんましんの治療には抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などを使います。

帯状疱疹

幼少期に「水ぼうそう」にかかった方は、その際に感染した水痘帯状疱疹ウイルスが、神経節という所に潜伏し続けています。日々の疲れからくる体力の低下や、老化、その他の病気や薬の影響で、免疫力が低下した時に、潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが再度活動し始めることによって起こります。身体の片側に、帯状に、ビリビリとした痛みを伴う小さな水疱ができることが多いですが、著しく免疫機能が落ちているような状況では、全身に水疱ができてしまうこともあるので注意が必要です。痛みに悩まされることが多く、帯状疱疹後疼痛として長い間痛みが残ってしまうことがあります。この痛みは治りにくく、それが大きな問題です。帯状疱疹は、早く受診して早期に治すことが何よりも大切で、これにより帯状疱疹後疼痛の発症頻度を少なくすることが可能です。また、近年、帯状疱疹を予防するワクチンもありますので、ご相談ください。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、繰り返す慢性の湿疹と皮膚の乾燥が特徴的な皮膚疾患です。痒みが強いのですが、掻くとさらに悪化し、悪循環を招きますので、治療によって痒みを抑える必要があります。
喘息のほか、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎のある家系に出やすい傾向があり、また、ダニや食べ物などのアレルギーが起きやすいのも、アトピー性皮膚炎の特徴です。
アトピー性皮膚炎の治療にあたっては、血液検査などで原因をよく調べた上で、外用薬のステロイド剤、免疫抑制剤、保湿剤などを用います。