これからの季節のスキンケア|秦野の内科と呼吸器内科 - 東海大学前駅クリニック

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医療コラム

これからの季節のスキンケア|秦野の内科と呼吸器内科 - 東海大学前駅クリニック

これからの季節のスキンケア

秋は夏に浴びた紫外線のダメージが表面化することによって、一年で一番肌が老け込む季節です。
そのため、これからの時期のスキンケアがとても重要なのです。

シミが現れる

夏の強い紫外線によって肌内部に発生した過剰なメラニンは蓄積され、肌のターンオーバーにより肌の表面におしあげられます。
肌の生まれ変わりの周期は約28日であるため、秋頃にダメージが見えるようになるのです。

 

シワが増える

秋になると湿度が下がり乾燥します。
そして、気温が下がると血流も悪くなり、肌に栄養が届きにくく乾燥の原因となります。
さらに、皮膚温が下がることで化粧水や美容液の浸透も悪くなるため、いつものお手入れでは乾燥を防げず、知らぬ間にシワができてしまいます。

 

肌がくすんで見える

シミの原因と同様に、過剰なメラニンが表面化してくると肌色が暗くなり、くすんで見えてしまいます。
そして秋になり
肌が乾燥するとターンオーバーを速めて猛スピードで角質をつくります。 急ピッチで作られた角質は、抱えているうるおい成分が非常に少なく、乾燥しているので不揃いな角質がたまってしまいます。そのような角質が集まってできた皮膚表面は、ザラザラ、ゴワゴワで透明感も失われ、くすみの原因になります。

 

秋のスキンケア

ターンオーバーを整える

先ほどもお話しした通り、乾燥や紫外線によってお肌のターンオーバーは乱れてしまいます。
ピーリング剤などを使用して肌のターンオーバーを正常な状態に戻してあげることが重要です。

「BHA」「AHA」「PHA」の3種類

油に溶けやすいBHA(サリチル酸)は、毛穴に詰まった角質をケアしたい方におすすめ。

また、水に溶けやすいAHA(グリコール酸・乳酸・クエン酸など)・PHA(グルコノラクトン・ラクトビオン酸など)などの成分です。これらは肌の古い角質をおだやかに落とし、肌深部に浸透することで新しい肌の生まれ変わりをサポートします。

レチノール

その他、レチノールという成分にも肌表面の表皮で細胞のターンオーバーを促進し、皮膚のゴワつき・きめをケア、小ジワをなめらかにしたり、ターンオーバーが促進されることで、くすみや色むらを改善してくれる効果もあります。
(レチノールにはA反応といって肌の皮むけや赤みが出るなどの症状も出ますが、本当に優秀な成分なので使用を推奨します!!ご自身にあったものを探してみてください。)

使用頻度などは商品によって異なります。
効果的に使用するためにも商品の使用頻度を守って使用してください。

 

ホワイトニング効果のあるものを選ぶ

秋には夏に受けた紫外線ダメージがシミやくすみとなって現れます。
シミやくすみになってしまう前に、夏の紫外線ダメージをしっかりケアしましょう。

アルブチン

コケモモに含まれている成分です。
ハイドロキノンと同じく美白効果を持ち、メラニン色素の合成に関わる酵素であるチロシナーゼの働きを阻害するため、メラニン色素自体の生成を抑制します。

ビタミンC誘導体

メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐだけでなく、メラニンを生成するメラノサイトの働きを抑制することで、気になるシミを目立たなくしてくれます。 また、肌のターンオーバーが正しく行われるようサポートすることで、シミやくすみが排出されるように促します。
(ロート製薬さんのメラノCCは効果とコストパフォーマンスからみてとても優秀な商品です!おススメです!!
COSRXさんのThe Vitamin C23は冷所保存という点では保存が難しい商品ですが、こちらもおススメです!)

ハイドロキノン

ハイドロキノンはメラニンの生成を防ぐ予防だけでなく、すでに生成されたメラニンを還元する効果も期待できます。
したがって、ハイドロキノンを使うと、シミやそばかす、色素沈着など、すでにメラニンができている部位にも美白作用が働くのです。

トラネキサム酸

トラネキサム酸には、メラニン色素を作るときに生成される「プロスタグランジン」という物質の働きを抑える効果があります。
そのため、プロスタグランジンの働きを抑え、メラニン色素ができてシミができるのを予防することが可能です。
さらに治療の困難な肝斑にも有効性がある成分でもあります。

(30代を越えてくると女性ホルモンの影響で肝斑で悩まれる方が多なると思います、化粧品だけではなく内服薬などの手段もあります、当院も美白内服セット販売予定です!!)

プラセンタエキス

肌のターンオーバーを促進させる働きがあり、新しく肌が生まれ変わるようになることから、美白効果を得ることができます
また、コラーゲンやアミノ酸も含まれていることから、ハリとツヤも生まれ、より美白が際立つようになるという効果も生まれます。

(当医院ではプラセンタ注射も行っております!)

コウジ酸

シミやそばかすの原因となるメラニンを生成する酵素(チロシナーゼ)を抑える働きがあります。
シミの根源となる細胞に直接働きかけるため、高い美白効果が期待できるのです。
また、シワやたるみを引き起こす活性酸素や炎症の発生を抑える作用もあるとされています。

(KOSEさんのメラノショットはおススメです!リピート中です)

ナイアシン酸アミド

ナイアシンと呼ばれるビタミンの一種です。
ナイアシンアミドには、メラニンが角化細胞に送られるのを阻害する働きがあり、シミをできにくくする効果のあることがわかっています
また、日焼け止めなどに含まれる紫外線防御成分と一緒に使うことで、色素沈着を防ぐ効果を高めることができます。

 

保湿をする

浸透力が下がる秋の肌は夏と同じケアでは効果が下がります。いつもより多めに化粧水を使ったり、うるおい成分の多いシートマスクを使用して、たっぷり保湿ケアを行いましょう。

さらに「コラーゲン」、「ヒアルロン酸」、「セラミド」などの保湿効果の高い成分を含むものを使用することをおすすめします。

(トゥヴェールさんのセラミドミルクなどは保湿効果もあり、ベタベタしないのでおススメです!!
ドクターペプチさんのペプチドボリュームリフティングプロエッセンスはコラーゲンエキスや抗酸化作用のあるビタミンEや保湿成分である19種類のアミノ酸が配合されていて、乾燥対策やエイジングケアもできてしまう逸品です、おススメです!)

紫外線対策をする

夏と同じように紫外線対策は大切です。
最近は紫外線対策をしながらスキンケアもできるような商品も多く存在します。

(私は資生堂さんのアーバントリプルトリプルビューティーサンケアエマルジョンを使用してます。サンケアとスキンケアができるのでおススメです!
アネッサさんのデイセラムも太陽光を美容効果のある光に変換するサンデュアルケア技術をし搭載しておりおススメ!!)